若桜街道ビブリオバトル・読書会

鳥取市で開催している若桜街道ビブリオバトルと読書会のHP

第7回若桜街道ビブリオバトルの結果♪

久しぶりに結果報告します!今回は、3月8日に開催した若桜街道ビブリオバトルの結果です。


なんとWチャンプ!しかもお二人とも初参加*\(^o^)/* 票もほぼこの二つに集中しました!

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第7回若桜街道ビブリオバトル

テーマ「宇宙」


チャンプ本に輝いたのは

「きらきら きらら おつきさま」

「教団X」

お二人ともおめでとうございます!!


きらきらきらら おつきさま (児童図書館・絵本の部屋)

「きらきら きらら おつきさま」

身近なもので思い浮かんだのが「月」。暗い夜空で、ひとりぼっちのおつきさま。寂しくて下りてきてしまいました。そんなおつきさまのために、夜空を明るくしようとする男の子。やさしい絵とやさしい文で、やさしい世界がひろがります。


教団X (集英社文庫)

「教団X」

アメトークで紹介され、図書館で1年待ちの人気本。教祖のランクにいる人の語りがとても面白い!!全てがまぼろし。自分で行動する0.3秒前には、すでに脳で決められている!つまり、素粒子が決めたことを観察しているってことになる。では、自分に何ができるのか?その答えは、ぜひ本を読んで。



他の本も♪

勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント

「勝負師と冒険家」

将棋は9×9マスで、10の20乗の組み合わせ。これは全宇宙の原子数よりも多い。無限にある組み合わせの中での勝負。勝負師と冒険家、どちらも「選択」が重要。お二人の生き方や精神論の話があり、何かヒントが見つかるかも。


海はもうひとつの宇宙 (たくさんのふしぎ傑作集)

「海はもうひとつの宇宙」

海の世界を知るための学習本。専門書を絵本にしているため、とても読みやすい。人間が海を潜って、どうやって海を知るようになったのかという歴史を当時の絵や写真で紹介。なんとそれには、天文学者が関わっているそう!


気が遠くなる未来の宇宙のはなし

「気が遠くなる未来の宇宙のはなし」

眠れなくなる宇宙シリーズの第三弾。出版された2013年に分かっている宇宙の未来の話。北極星は時代と共に星が変わる話から、星座も形が変化する話、もちろん宇宙の最後はどうなるのかまで。初心者でも読みやすい。


NASAより宇宙に近い町工場

NASAより宇宙に近い町工場」

子どものために何ができるかを考えて、NASAがすると難しいと思うけど、町工場でもしできるようになったら、子どもたちが自分にもできるって思えるようになるのではと、ロケットや人工衛星の関連工場を作った人のエッセイ。人生観もあり深いけど、読みやすい。


下町ロケット

下町ロケット

以前、宇宙開発を研究していたが、実家の部品会社の社長になって、再びロケットの部品を作って宇宙に挑戦するお話。心に残ったシーンは、主人公が娘と会話している中で、家族のためと思っていたことが、自分のためにしていたってことを気づくシーン。



この回は、当日まで、12月と2月が参加者が少なかったからどうしようって不安でした。久しぶりにちゃんとビブリオバトルができて嬉しかったです。参加者も12月や2月に来てくれた方のお知り合いで、参加者が少なくてもやって良かったと報われた回でもありました。