若桜街道ビブリオバトル・読書会

鳥取市で開催している若桜街道ビブリオバトルと読書会のHP

7月22日 LINEで読書会のレポ

7月22日は、LINEで読書会でした!ご参加いただいた皆様ありがとうございました。参加者が少なくてすぐ終わっちゃうかなと思っていたら、盛り上がり21時過ぎてました。
では、本の紹介です。

感染症は世界史を動かす」岡田晴恵
神戸市外国語大学で行った講義録をもとに書かれた本です。感染症はひとりの人間を救いたいと願ったら、その周囲の人間すべてを助けなければいけない病気。個人主義と相反する側面を持っています。歴史から学んで、これからの感染症にどの様に対応したら良いのか教えてくれます。

「天職」秋元康 鈴木おさむ
もともと官僚になりたかったけど、中学受験で失敗して、アルバイトのつもりで始めた放送作家・作詞家が本業になった秋元康。そして高校生の時に放送作家という仕事をしたいと思って、放送作家になった鈴木おさむ。今や誰もが知っているヒットメーカーのお二人の対談集。

「外は夏」キム・エラン著 古川綾子訳
著者は1980年生まれ、韓国で文学賞を総なめにする実力派。この本は、2017年に韓国で刊行された短篇集で、全篇に共通するテーマは「喪失」。1篇目の「立冬」という作品は、4歳の子を交通事故で亡くした父が主人公。最初は同情していた隣人も次第に離れていって… 

読書の際の参考になれば幸いです。